フレックスマスタとは
フレックスマスタとは
フレックスマスタは会計伝票以外の各伝票において使用可能なマスタで、自由な目的で使用できる項目です。フレックスマスタには、"フレックスマスタ(テキスト)"、"フレックス金額"、"フレックス日付"、"フレックス数量"の4種類があります。各モジュールにおいて使用可能なフレックスマスタとその項目数は以下のとおりです。
モジュール |
メニュー |
ヘッダ/明細 |
フレックス |
フレックス |
フレックス |
フレックス |
販売系、購買系 |
全エントリ |
ヘッダ |
5 |
2 |
2 |
なし |
明細 |
3 |
2 |
2 |
2 |
||
生産系 |
[実地棚卸入力]以外のエントリ |
ヘッダ |
3 |
2 |
2 |
2 |
明細 |
3 |
2 |
2 |
2 |
||
[実地棚卸入力] |
ヘッダ |
3 |
なし |
2 |
なし |
|
明細 |
3 |
なし |
なし |
なし |
||
債権管理、債務管理 |
全エントリ |
ヘッダ |
5 |
2 |
2 |
なし |
明細 |
3 |
2 |
2 |
なし |
||
固定資産管理、旅費/交際費/経費 |
エントリ |
ヘッダ |
5 |
2 |
2 |
なし |
明細 |
3 |
2 |
2 |
なし |
||
受取手形管理、支払手形管理、リース資産管理、借入金管理、有価証券管理、資本管理 |
エントリ |
ヘッダのみ |
5 |
2 |
2 |
なし |
フレックスマスタの登録
フレックスマスタは他のマスタデータのように、あらかじめ登録を行うことにより各入力画面において選択することができます(ポップアップ画面からの入力も可能です) 。フレックスマスタの登録メニューは以下のように分かれています。
順番 |
登録メニュー名 |
説明 |
1 |
フレックスマスタ登録 |
販売管理、購買管理、生産/EDI系の各サブシステムのエントリ画面のヘッダ部で入力するフレックスマスタを登録します。これらのサブシステムに共通のフレックスマスタです。 |
2 |
フレックスマスタ登録 |
販売管理、購買管理、生産/EDI系の各サブシステムのエントリ画面の明細部で入力するフレックスマスタを登録します。これらのサブシステムに共通のフレックスマスタです。 |
3 |
フレックスマスタ登録 |
債権管理および債務管理の各サブシステムのヘッダ部で使用するフレックスマスタを登録します。両サブシステムに共通のフレックスマスタです。 |
4 |
フレックスマスタ登録 |
債権管理および債務管理の各サブシステムの明細部で使用するフレックスマスタを登録します。両サブシステムに共通のフレックスマスタです。 |
5 |
フレックスマスタ登録 |
債権管理および債務管理の各サブシステムの決済計画(支払、回収)部で使用するフレックスマスタを登録します。両サブシステムに共通のフレックスマスタです。 |
6 |
フレックスマスタ登録 |
固定資産管理モジュールで使用するフレックスマスタを登録します。 |
7 |
フレックスマスタ登録 |
リース資産管理モジュールで使用するフレックスマスタを登録します。 |
8 |
フレックスマスタ登録 |
受取手形管理および支払手形管理の各モジュールで使用するフレックスマスタを登録します。両モジュールに共通のフレックスマスタです。 |
9 |
フレックスマスタ登録 |
借入金管理モジュールで使用するフレックスマスタを登録します。 |
10 |
フレックスマスタ登録 |
有価証券管理モジュールで使用するフレックスマスタを登録します。 |
11 |
フレックスマスタ登録 |
資本管理モジュールで使用するフレックスマスタを登録します。 |
12 |
フレックスマスタ登録 |
旅費/交際費/経費管理モジュールのヘッダ部で使用するフレックスマスタを登録します。 |
13 |
フレックスマスタ登録 |
旅費/交際費/経費管理モジュールの明細部で使用するフレックスマスタを登録します。 |
14 |
フレックスマスタ登録 |
ロジスティックマスタモジュールの品目登録で使用するフレックスマスタを登録します。 |
15 |
フレックスマスタ登録 |
コモンマスタモジュールの取引先登録で使用するフレックスマスタを登録します。 |
"販売/購買/生産サブシステム"、"債権/債務管理モジュール"のフレックスマスタはそれぞれ共通で使用されます。ただし、ヘッダ部と明細部で使用されるフレックスマスタは別になります。
フレックスマスタの登録は、[コモンマスタモジュール]の[フレックスマスタ登録]で行います。
フレックスマスタの項目名称設定
フレックスマスタに関しては、各伝票入力画面/帳表上において表示される項目名称を設定することができます。設定は必須ではありませんが、設定しない場合には"フレックスマスタ1"、"フレックス数量2"のように表示されます。設定を行う際には、入力ミスを防ぐためにもオペレータにとってわかりやすい名称を使用することをお勧めします。
フレックスマスタの項目名称は、[システムカストディアンモジュール]の[付帯名称設定]で設定します。
フレックスマスタの使用例