建設仮勘定振替入力の手順
概要
[建設仮勘定振替入力]では、建設仮勘定データの固定資産への登録または他勘定への振替を行い、自動仕訳を実行します。
固定資産登録では、登録対象となる建設仮勘定データを選択してから、その合計額を固定資産として登録します。固定資産の登録は、[固定資産登録]画面で行います。固定資産を登録すると、「固定資産科目/建設仮勘定科目」の仕訳が実行されます。
他勘定への振替では、登録対象となる建設仮勘定データを選択してから、そのデータを他の勘定科目に振り替える仕訳が実行されます。
1. 画面の呼び出し方法
- [資産管理]→[建設仮勘定管理]→[エントリ]を選択します。
- メニューから[建設仮勘定振替入力]を選択します。
→[建設仮勘定振替入力(範囲指定)]画面が表示されます。
2.建設仮勘定データの指定−新規の場合
→「項目説明」へ
- [区分]で「新規」を選択します。
- "振替日"を入力します。
- 検索条件を入力します。
- "開始(A)"ボタンをクリックします。
→[建設仮勘定振替入力(振替対象一覧)]画面が表示されます。(「7.建設仮勘定データの照会」参照)
3.建設仮勘定データの指定−削除の場合
→「項目説明」へ
- [区分]で「削除」を選択します。
- 検索条件を入力します。
- "開始(A)"ボタンをクリックします。
→[建設仮勘定振替入力(振替削除対象一覧)]画面が表示されます。(「4.1.1建設仮勘定データの削除」参照)
4.建設仮勘定データの照会
→「項目説明」へ
-
建設仮勘定詳細を照会したい明細行を選択します。
-
建設仮勘定明細の照会したいデータに応じて以下のいずれかのボタンをクリックします。
-
"固定資産登録(F)"ボタン
→[固定資産登録]画面が表示されます。
-
"他勘定振替入力(J)"ボタン
→[振替伝票]画面が表示されます。
5.仕訳データの分割
- 分割の対象となる行を選択します。
- "行分割(R)"ボタンをクリックします。
→[行分割指定]画面が表示されます。
- "分割残金額"が「0」になるように、行数に合わせて金額を入力します。
- 金額の分割が終了した後、"OK(O)"ボタンをクリックします。
→[スプレッド]部の仕訳データが分割されます
6.建設仮勘定データの削除
→「項目説明」へ
- 削除したいデータを選択します。
- "削除(D)"ボタンをクリックします。
7.建設仮勘定データの照会
-
建設仮勘定詳細を照会したい明細行を選択します。
-
建設仮勘定明細の照会したいデータに応じて以下のいずれかのボタンをクリックします。
-
"固定資産照会(F)"ボタン
→[固定資産詳細表示]画面が表示されます。
-
"振替伝票照会(J)"ボタン
→[仕訳データ詳細]画面が表示されます。
-
"建設仮勘定照会(W)"ボタン
→[建設仮勘定振替削除(建設仮勘定一覧照会)]画面が表示されます。