帳表の出力
A.S.I.A.における帳表の概要
A.S.I.A.では各モジュールから「帳表」メニューを選択することにより、様々な一覧表や集計表を出力できます。すべての帳表では日付範囲や部門など、多くの出力条件を指定できますので、必要なデータのみを対象として短時間で印刷することが可能です。
なお、実際の出力は直接プリンタに対して行われるのではなく、Microsoft Excelを介して行われます。プリンタへ出力するにはMicrosoft Excelから印刷を実行します。したがって、A.S.I.A.から帳表の印刷を実行した後、Microsoft Excel上で出力結果を加工してから実際に印刷を行う、といった操作が容易に行えます。
帳表を出力するには
A.S.I.A.から帳表を出力するには、各モジュールの「帳表」メニューから出力したい帳表名を選択してください。出力条件を指定する画面が起動しますので、そこで出力条件を指定し、"開始"ボタンをクリックしてください。自動的にMicrosoft Excelが起動し、出力結果が画面に表示されます。
出力方式
帳表は、メニューによって「Excelのみ出力方式」「Excel出力/CSV出力切り替え方式」の2方式があります。
出力対象行がExcelの出力上限値65,536行を超えることが想定される帳表については、CSV出力を選択可能とし65,536行を超える出力を可能としています(出力範囲を絞り込んだ場合でも上限値を超えてしまう可能性がある課税区分別消費税明細表や補助簿など)。
ExcelとCSVが選択可能な場合
ただし、65,536行以上の出力が想定されない帳表(例:財務諸表、パラメータ印刷など)については、Excel出力のみの方式としています。
Excel出力のみの場合
出力した帳表には、以下のようなファイル名が付与されます。
例:科目/補助登録帳表
CSVファイル作成の場合、拡張子が「txt」となること以外は上記命名規約と同じです。ただしあくまで初期表示の名称であるため、ファイル名の変更は可能です。
モジュール略称については、「モジュール構成」を参照してください。
出力結果のイメージ
出力した帳表には、以下のように帳表タイトルや範囲指定の内容が出力されます。帳表のタイトルはヘッダ部に出力されます。印刷プレビューで確認できます。
例:課税区分別消費税集計表の場合
なお、CSVファイル作成の場合はタイトルや範囲指定の内容は出力されません。
マクロの使用
帳表を出力する際に毎回決まった加工処理をMicrosoft Excel上で行いたい場合には、Microsoft Excelのマクロ機能を使用すると大変便利です。
あらかじめMicrosoft Excelで帳表の加工手順をマクロとして記録し、ファイル(.xls形式)に保存しておきます。その後、帳表を出力する際に出力条件の指定画面でそのファイル名とマクロ名を指定して"開始"ボタンをクリックすると、該当するマクロが適用された状態でMicrosoft Excelに出力が行われます。
なお、出力条件指定画面で指定したファイル名とマクロ名は自動的に保持されますので、次回以降は帳表を出力する度に指定し直す必要はありません。
出力対象に関する注意事項
出力結果に関する注意事項