プロジェクトコード/会計分析コード/分析コード/製造番号とは

概要

各コードについて特徴を以下に示します。

• プロジェクトコード
  会計、債権/債務、販売/購買などの伝票入力系メニューで指定可能なコードです。科目/補助における「アイテム」の一つです。プロジェクトコード1と2の2種類があり、別系統のコード体系とすることができます。
  使用例：「Hi-Line開発プロジェクトコード」などの部門をまたがる業務に共通するコード
  
  その他、以下の場面で利用可能です。
• プロジェクトコード別の財務諸表（B/S、P/L、キャッシュフロー）の作成
• プロジェクトコード別の会計予算、販売/購買計画の登録
• 建設仮勘定の管理
• 会計分析コード
  仕訳データ関連メニューでのみ指定可能なコードです。科目/補助における「アイテム」の一つです。会計分析コード1と2の2種類があり、別系統のコード体系とすることができます。
  使用例：「資金コード」、「工事コード」等の会計に特化したコード
  
  その他、以下の場面で利用可能です。
• 会計分析コード別の財務諸表（B/S、P/L、キャッシュフロー）の作成 
• 会計分析コード別の会計予算の登録
• 分析コード
  販売/購買/在庫の明細データおよび債権/債務の［入金計上依頼入力］、［支払計上依頼入力］の明細データで使用可能なコードです。分析コード1と2の2種類があり、別系統のコード体系とすることができます。
  使用例：「ロット番号」、「シリアル番号」、「原価コード」等の販売/購買/在庫の一連取引管理コード
  
  その他、以下の場面で利用可能です。
• 在庫管理における「ロット別在庫数量管理」、「ロットトレーシング」
• 分析コード別の販売/購買計画の登録
• 製造番号
  販売/購買/在庫の明細データで使用可能です。

キャプション定義、マスタ定義、グループ定義の有無について

各コードについてキャプション定義、マスタ定義、グループ定義の有無を以下に示します。

コードの種類	キャプション定義	マスタ定義	グループ定義
プロジェクトコード	システムカストディアンの［付帯名称設定（マスタ/共通）］にてキャプション設定が可能	コモンマスタの［プロジェクトコード1、2登録］にてマスタ登録が可能	コモンマスタの［プロジェクトコード1、2グループ登録］にてグループ登録が可能
会計分析コード		各エントリ画面にて新規入力する内容がその都度マスタ化 データメンテナンスの［共通/マスタ］ファンクションにて削除可能	不可能
会計コード
製造番号	不可能

キャプション定義可能な項目、詳細については、「付帯名称とは」を参照してください。
定義したグループの利用方法については、「グループとは」を参照してください。