年次更新基本設定
年次更新(期首残高更新/利益繰越更新)を行うための利益繰越科目、集計先アイテム、データレベル残高の設定を行います。
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[サーバアプリケーションズ]
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[クロージングコントロールモジュール]
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[年次締め]
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[年次更新基本設定]
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[年次更新基本設定]画面
各項目の設定
[年次締めステータス]
- 年次入力締め実行ステータス、D.A.C.償却費更新、固定資産減価償却費更新、期首残高/利益繰越更新
各年次締め処理が実行されているかどうかが表示されます。実行されている場合は、チェックボックスがONになります。
[利益繰越科目設定]
- 集計方式
利益繰越金額の集計方式を「通常」または「集合勘定集計方式」から選択します。「集合勘定集計方式」とは、中国独自の集計方式です。
- 部門集計
利益繰越の部門別集計の設定を「1部門集計」または「部門別集計」から選択します。
- スプレッド
集計先の科目、補助、部門を設定します。
- 科目コード、名称
[科目/補助登録]の”特別科目区分”゙が「前期繰越利益」の科目のみ選択できます。
"集計方式"で「集合勘定集計方式」を選択した場合は、必ず補助ありの科目を選択する必要があります。
- 補助コード、名称
- 部門コード、名称
"部門集計"で「1部門集計」を選択した場合にのみ表示されます。指定できるのは計上部門のみです。集計部門や倉庫/工程部門を指定することはできません。
[集計先アイテム設定]
B/S科目("科目区分"が「資産」、「負債」、または「資本」)であり、かつ「期首残高更新」チェックボックスがOFF、「月次残高更新」チェックボックスがONの科目のみ表示されます。
これらの各科目ごとに期首残高更新時の集計先アイテムを設定することができます。
- 科目コード、名称、補助コード、名称
アイテム集計対象となる科目コードが表示されます。表示のみで修正することはできません。
集計対象科目に補助がある場合は、表示されます。表示のみで修正することはできません。
- 部門コード、名称
- 取引先コード、名称
取引先、社員から選択することができます。取引先グループは選択できません。
- プロジェクトコード1、名称、プロジェクトコード2、名称
- 会計分析コード1、名称、会計分析コード2、名称
[データレベル残高設定]
データレベルの期首残高更新先を設定します。
- 1〜20
矢印の左側には集計元のデータレベルが表示されています。矢印の右側に集計先のデータレベルを指定します。初期表示では同じデータレベルが表示されています。
例えば、データレベル2の期首残高をデータレベル1に集計したい場合は「2→1」と設定します。このとき、データレベル1の集計先は初期表示のまま同じデータレベル1とした場合、データレベル1には「データレベル1の残高+データレベル2の残高」が集計されます。データレベル2の期首残高は作成されません。
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