償却計算登録

［償却計算登録］では、定率法、定額法などの償却方法を設定し、償却計算のパターンを登録します。 また増加償却、特別償却といった制度を設定します。
→「操作手順」へ

画面遷移

［固定資産管理モジュール］
　↓
［登録］
　↓
［償却計算登録］
　↓
［償却計算登録］画面−詳細タブ
［償却計算登録］画面−償却率設定タブ

各項目の設定

一覧（画面左側）

登録済の償却計算パターンが一覧表示されます。

• コード
• 名称

［詳細］タブ

• コード
• 活動
• 有効期限
• 名称1、2
• 検索
• 拡張フラグ
• 償却方法分類
  償却方法を「定率法」、「定額法」、「その他」、「修正加速償却法」、「生産高比例法」の中からいずれかを選択します。
• 償却最終年度
  「（空白）」、「年間按分」、「月度按分」の中からいずれかを選択します。
• 計算式
  計算式を入力します。"償却方法分類"を「定率法」に設定した場合は「B×C」の計算式が、「定額法」に設定した場合は「（A−D）×C」の計算式が、「生産高比例法」が選択された場合「（A−D）/I×J」の計算式が 初期表示されますが、変更可能です。
  「修正加速償却法」が選択された場合は計算式フィールドと計算用記号のフレームを非表示にします。
  なお、計算式に使用可能な文字は、数字、記号"("、")"、"+"、"-"、"*"、"/"、およびAからLまでのアルファベットです。以下に各アルファベットの意味を示します。

1. 取得価額
2. 期首帳簿価額
3. 償却率
4. 残存価額
5. 耐用年数
6. 圧縮金額
7. フレックス金額1（明細）
8. フレックス金額2（明細）
9. 見積生産量
10. 生産量
11. 生産高比例法
12. 変更時残存耐用年数

• 償却方法
  償却方法分類で「修正加速償却法」が選択された場合のみ表示します。
  「SL Method」、「150% DB Method」、「200% DB Method」の中から選択可能です。

  償却方法	計算式
  SL Method	償却率＝1÷残存耐用年数 償却費＝期首帳簿価額×償却率
  150% DB Method	α ＝1.5÷耐用年数とβ＝1÷残存耐用年数を比較して α≧βの年度には、償却率αを適用し、α＜βの年度には、償却率βを適用する。 償却費＝期首帳簿価額×償却率 なお、最終年度は期首帳簿価額を償却費とする。
  200% DB Method	α＝2÷耐用年数とβ＝1÷残存耐用年数を比較して α≧βの年度には、償却率αを適用し、α＜βの年度には、償却率βを適用する。 償却費＝期首帳簿価額×償却率 なお、最終年度は期首帳簿価額を償却費とする。

［増加償却設定］部

増加償却とは、法人税上の通常の使用時間を超える「超過使用時間」に応じて償却率を増加させる制度です。
"償却方法分類"で「修正加速償却法」が選択された場合は表示されません。

• 増加償却
  増加償却を行う場合にはチェックボックスをONにします。
• 増加償却割合
  「増加償却」チェックボックスがONの場合のみ入力することができます。

［特別償却設定］部

特別償却とは、一定の要件を満たす企業が通常の減価償却とは別枠で減価償却できる制度です。
"償却方法分類"で「修正加速償却法」が選択された場合は表示されません。

• 特割区分
  「（空白）」、「一時償却」、「割増償却」の中からいずれかを選択します。「一時償却」または「割増償却」を選択した場合は後の設定項目を入力します。
• 特割償却率
  "特割区分"で「（空白）」が選択された場合は表示されません。
• 特割残月数
  "特割区分"で「（空白）」が選択された場合は表示されません。
• 条項
  指定した特別償却が定められている条項を入力します。
  "特割区分"で「（空白）」が選択された場合は表示されません。
• 特別償却準備金
  "特割区分"で「（空白）」が選択された場合は表示されません。

［償却率設定］タブ

"償却方法分類"で「修正加速償却法」が選択された場合は表示されません。

• 耐用年数
  1年から100年までが初期表示されます。
• 償却率
  耐用年数に準拠する償却率を入力します。

［ボタン］

• 名称変換
• 新規
• 保存
• クリア
• 削除
• 印刷
• 終了