リース契約入力の手順（「ファイナンスリース」かつ「オフバランス」の場合）
概要
［リース契約入力］では、マスタとして登録したリース取引区分を使用して、［契約情報］タブ、［支払データ］タブ、および［科目/支払方法］タブでリース契約の情報を入力します。
契約入力の手順は、以下のリース取引区分によって、それぞれ異なります。
ここでは「ファイナンスリース」かつ「オフバランス」の場合について説明します。
また、入力した契約情報をパターンとして登録することもできます。登録したパターンは、リース契約情報を入力する際に、雛型として使用できます。
1.画面の呼び出し方法
- ［資産管理］→［リース資産管理］→［エントリ］を選択します。
- メニューから［リース契約入力］を選択します。
→［リース契約入力］画面の［契約情報］タブが表示されます。
2.契約情報の入力
→「項目説明」へ
- リース契約情報（契約日、内部No.、リース会社など）を入力します。
- リース契約情報を入力したあと、［支払データ］タブをクリックします。
→［リース契約入力］画面の［支払データ］タブが表示されます。
3.支払予定の作成
支払データ入力後に"リース開始日"、"通貨"、"見積購入価額"、"残価保証価額"、"課税区分"を変更すると［支払データ］タブの内容がクリアされます。また"リース取引区分"を変更すると［支払データ］タブ、［科目/支払方法］タブの内容がクリアされます。
→「項目説明」へ
- リース条件を入力します。
金利の設定をする場合は［金利スプレッド］部に値を入力します。
- "リース債務計算"ボタンをクリックすると「リース料総額の割引現在価値」が計算され、［契約情報］タブで入力した"見積購入価額"と金額の大小が比較され、金額の低いほうが"未返済リース残高"に表示されます。
"見積購入価額"のほうが低い場合は、金利スプレッドの"金利(%)"の値はクリアされます。
- "実行（A）"ボタンをクリックします。
→［支払予定］部にリース支払予定情報が表示されます。
"利息"が「月割」の場合、"実行（A）"ボタンをクリックすると［初回支払利息計算］の画面が表示されます。
初回支払利息の計算を「日割」または「月割」のどちらを使うか選択し、日割日数"または"月割月数"を入力してから"OK（O）"ボタンをクリックします。
→支払利息が計算されます。
一度実行した後、リース条件を変更した場合は、再度"実行（A）"ボタンをクリックすると［支払予定再作成］画面が表示されます。
支払予定の修正を開始するスプレッド行を入力してから"OK（O）"ボタンをクリックすると指定したスプレッド行以降の支払予定が再作成されます。
- リース支払予定情報を確認して、［科目/支払方法］タブをクリックします。
→［リース契約入力］画面の［科目/支払方法］タブが表示されます。
4.科目/支払方法の入力
→「項目説明」へ
- オフバランス取引情報を設定します。
登録された"使用比率"を選択することもできます。
- "按分率（B）"ボタンをクリックします。
→"按分基準"に基づいて"按分率合計"が「1」になるように計算されます。
- 支払科目情報、支払方法を入力します。
- "保存（S）"ボタンをクリックします。