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日付とは

日付とは

日付とは、A.S.I.A.の各入力画面、帳表、伝票およびデータ検索などで使用される日付を指します。日付のうち、特に各伝票のデータ入力日付を"計上日"と呼びます。なお、A.S.I.A.で扱うことができる日付形式は西暦のみです。システム上、1950年〜2049年までを入力可能としています。入力日付形式が「YY(年号2桁)」の場合、例えば「61」と入力した場合は「1961年」を指します。

システム日付の設定

A.S.I.A.では、コンピュータで設定したシステム日付を日付入力テキストボックスに初期表示させることで、入力の簡略化を実現しています。
システム日付を設定するには、Windowsのコントロールパネルから"日付と時刻"を起動してください。"日付と時刻"というタイトルの設定画面が表示されますので、そこで正確な年月日、時刻を設定してください。
なお、コントロールパネルでシステム日付が正しく設定されていない場合、A.S.I.A.において日付の表示や帳表の出力結果が正しくなくなる可能性がありますのでご注意ください。

日付の表示形式

日付の表示形式は、データ入力時と帳表/伝票出力時で別々に設定することが可能です。表示形式の設定は、[システムカストディアンモジュール]の[パラメータ設定]で行います。

なお、中国語版Windowsを利用する場合は、レジストリの設定などを変更する必要がある場合があります。

日付の初期表示

日付の入力

日付の入力はテンキーで行います。年、月、日を区切る「/」(スラッシュ)は入力時に自動表示されますので、特に入力する必要はありません。日付入力の際には、ファンクションキーを利用して入力を簡略化することもできます。また、日付入力フィールドをダブルクリックするとカレンダーが表示されますので、カレンダーから日付を選択することで入力を行うことも可能です。

日付の入力時に機能が割り当てられているファンクションキーは以下のとおりです。

キー

機能

<F2>

日付をクリアします。

<F3>

システム日付をセットします。

<F4>

カレンダーを表示します。

なお、各伝票入力時の日付(計上日)は、システムカストディアンの[会計年度設定]における当会計年度の1年分と次会計年度の半年分の日付しか入力できませんのでご注意ください。また、既存の伝票を修正する場合は、その伝票の採番区分によって計上日の修正可能範囲に制限がかかる場合があります。詳細は、「パラメータ」とはの「伝票採番の注意事項」を参照してください。

カレンダーについて

A.S.I.A.では、運用を行う国や地域で制度として定められた休日を管理するためのカレンダーを登録することが可能です。休日の登録を行うことで、各伝票入力画面等の日付入力項目に休日にあたる日付を入力した場合、その日付が赤色で表示されます。また、借入金管理やリース管理 では返済予定日の自動計算を行いますが、その際にもここで登録した休日が参照されます。

カレンダーの登録は、[コモンマスタモジュール]の[カレンダー登録]で行います。

A.S.I.A.における「年度」、「月度」の概念

A.S.I.A.における「年度」「月度」は、暦上の「年」「月」とは異なることに注意してください。システムカストディアンの[会計年度設定]における設定値が「年度」、「月度」となります。
[会計年度設定]で会計年度=2003、会計期間2003/04/01〜2004/03/31と設定されている場合は、

2003年度第1月度=2003/04/01〜04/30
2003年度第2月度=2003/05/01〜05/31


2003年度第12月度=2004/03/01〜2004/03/31

となります。

さらに、評価会計モジュールで分析財務諸表を出力する場合などは、指定画面上での会計年度範囲の指定の意味は以下のようになります。


月度で指定


四半期で指定

上記の月度指定の場合、「2003/1〜2003/2(2003年度1月度から2月度)」という指定なので「2003/04/01〜2003/05/31」までの期間を月度毎に集計する」という意味になります。
一方、上記の四半期指定の場合、「2003/1〜2003/2(2003年度第1四半期から第2四半期)」という指定なので「2003/04/01〜2003/09/30までの期間を四半期(3カ月分)毎に集計する」という意味になりますので注意してください。

 

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