パラメータ設定

A.S.I.A.の運用の基本となる各種パラメータとして、各種自動仕訳の有無、自動仕訳用の科目、初期表示用の科目などを設定します。
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［パラメータ設定］画面−［パラメータ設定1］、［パラメータ設定2］、［科目設定1］、［科目設定2］、［科目設定3］タブ

各項目の設定−［パラメータ設定1］タブ

1. パラメータの設定（1）
   会計系サブシステムにおける消費税管理、減価償却の仕訳方式など、システム動作全般に関わる各種パラメータを設定します。

• 消費税管理（会計）
  会計系サブシステムや自動仕訳対象データにおいて税額の管理を行うか否かを選択します。すでに仕訳データが存在する場合は、淡色表示となり変更できません。
  「行なう」を選択した場合は、［課税区分別消費税集計表］、［課税区分別消費税明細表］にて課税区分/科目毎の税額集計が可能になります。
  「行なわない」は、香港など消費税（付加価値税）制が存在しない国/地域で使用する場合に選択します。
• 債権/債務消込時に為替差損益自動計上
  債権/債務消込処理において為替差損益を計上するか否かを選択します。すでに消込データが存在する場合は、淡色表示となり変更できません。
• 受取手形管理/債権管理連動
  ［受取手形管理モジュール］と［統合債権管理モジュール］間の連動を行うか否かを選択します。決済区分が「受取手形」で計上されている消込データが存在する場合は、淡色表示となり変更できません。
• 支払手形管理/債務管理連動
  ［支払手形管理モジュール］と［統合債務管理モジュール］間の連動を行うか否かを選択します。決済区分が「支払手形振出」で計上されている消込データが存在する場合は、淡色表示となり変更できません。
• 債権/債務管理 - B.A.C.連動
  ［未払管理モジュール］と［バンクアカウントコントロールモジュール］間の連動を行うか否かを選択します。自由に変更できます。
  「連動する」を選択した場合は、［未払管理モジュール］の［支払計上依頼入力］において"決済区分"が「自動振込」の決済方法を選択した場合は、"全銀金融機関コード"、"全銀口座コード"、"口座種別"等の項目が必須入力となります。
• 減価償却費仕訳処理
  ［固定資産管理モジュール］において減価償却費の自動仕訳を行う際の仕訳方法を、「間接法」または「直接法」から選択します。自由に変更できます。
• GUI No.使用設定
  販売管理サブシステムにおいてGUI No.を使用するか否かを選択します。自由に変更できます。
  「使用する」を選択した場合は、"売上計上時にGUI No.自動採番"が表示されます。
• 売上計上時にGUI No.自動採番
  ［販売管理モジュール］において売上計上時にGUI No.を自動採番するか否かを選択します。自由に変更できます。
• GUI No.複写先設定
  [未収管理モジュール]［販売管理モジュール］における伝票承認時、「GUI No.」を会計分析コード1または2に複写するか否かを設定します。
• 統一編號設定
  開立発票専用明細表出力時に統一編號として使用する取引先フレックスの位置を1から5の中から定義します。
• 手形管理自動仕訳方式
  ［受取手形管理モジュール］において割引/裏書処理の自動仕訳を行う際の仕訳方法を、「評価勘定方式」または「直接控除方式」から選択します。自由に変更できます。
• B.A.C FBデータ振込先銀行名出力
  ［バンクアカウントコントロールモジュール］において、自動振込送信データ作成時のデータレコードに金融機関名称・支店名を表示するか否かを設定します。
• B.A.C 振込送信区分
  ［バンクアカウントコントロールモジュール］において、自動振込送信データ作成時の作成方法を設定します。
  CMS：「共通CMS」経由で振込を行うために1つだけ作成
  銀行：金融機関単位でファイルを分割
• 与信管理
  取引先毎の与信限度額を考慮するか否かを設定します。
  "する"に設定した場合、取引先（グループ）登録において、「与信限度額チェック（対象）」の設定が行なえます。但し、承認済みの債権データのインポートが行えません。
• アイテム別予算使用設定
  「アイテム別予算」のメニューを使用可能とするか否かを設定します。
  "する"に設定した場合、「アイテム別予算状態解除」ボタンが使用できるようになります。
• アイテム別予算状態解除
  「アイテム別予算登録」画面において処理のデッドロックが発生した場合、状態を解除する事ができます。
  ※ 「アイテム別予算登録」画面が開かれている状態では解除が行えません。
• 債権債務インポートデータチェック
  入力金額・基準金額がゼロのデータが存在した場合、エラーとしてインポートを不可とするか否かを設定します。
• 債権インポートフォーマット
  標準フォーマットと詳細フォーマットのどちらを使用するか設定します。
• 債務インポートフォーマット
  標準フォーマットと詳細フォーマットのどちらを使用するか設定します。

各項目の設定−［パラメータ設定2］タブ

1. パラメータの設定（2）
   端数処理区分、入出力日付形式など、システム動作全般に関わる各種パラメータを設定します。

• 外貨端数処理区分
  外貨による計上を行った場合、基準金額が自動計算されますが、その際の端数処理方法を「切上げ」、「切捨て」、「四捨五入」から選択します。自由に変更できます。
• 売上税額端数処理区分
  会計系サブシステム、販売管理サブシステムにおける売上税額の端数処理方法を「切上げ」、「切捨て」、「四捨五入」から選択します。自由に変更できます。
• 仕入税額端数処理区分
  会計系サブシステム、購買管理サブシステムにおける仕入税額の端数処理方法を「切上げ」、「切捨て」、「四捨五入」から選択します。自由に変更できます。
• 建設仮勘定管理-アイテム設定
  ［建設仮勘定管理モジュール］における"建設仮勘定コード"に使用するプロジェクトコードを選択します。すでに建設仮勘定データが存在する場合は、淡色表示となり変更できません。
• 連動必須
  建設仮勘定データ登録の「仕訳データ検索画面」にて表示されるプロジェクトコードを変更不可とするか否かを設定します。
• 入力金額バランスチェック
  [多通貨会計モジュール]において、入力金額バランスチェックを行うかか否かを設定します。
• 税率指定
  ［税効果会計モジュール］において使用する、"法人税率"、"住民税率"、"事業税率"を入力します。
• 法定実効税率計算式
  ［税効果会計モジュール］において法定実効税率を算出する際の計算式を入力します。
  法人税率＝X、事業税率＝Y、住民税率＝Zとし、数値、（）カッコおよび四則演算子の組み合わせで計算式を設定します。

  例： 法定実効税率＝（法人税率×（1＋住民税率）＋事業税率）/（1+事業税率）の場合の計算式は、 （X*（1+Y）+Z）/（1+Z） となります。

• 相殺仕訳
  ［税効果会計モジュール］の自動仕訳処理において、繰延税金資産と繰延税金負債の相殺仕訳を行うか否かを選択します。 税効果会計の仕訳データが存在する場合は、淡色表示となり変更できません。
• 日付
  "入力形式"でデータ入力時の日付表示方式を選択し、"出力形式"で帳表/伝票出力時の日付表示方式を選択します。自由に変更できます。
• 旅費/交際費精算 仮払/交付決済方法
  ［旅費/交際費管理モジュール］の［旅費/交際費支払データ作成］にて作成される支払計画データのうち、仮払精算/交付データにて使用する債務決済方法の初期表示を設定します。"決済区分"を「その他」とした債務決済方法のみ選択が可能です。
• 債権/債務計画分割集計デフォルト設定
  入金計上依頼入力/支払計上依頼入力における計画分割実行時、画面にて集計項目を指定する各チェックボックスのデフォルト表示状態を設定します。
• 自動仕訳/税計上アイテム別集約
  自動仕訳及び会計伝票の税計上時、仕訳データ・消費税行をアイテム別に集約するか否か、フレックス項目を仕訳データに引継ぐか否かを設定します。
  “する”に設定した場合、多通貨会計モジュールにてフレックス項目の入力ができなくなります。
• 債権/債務管理 TaxInvoice機能
  ”使用する”に設定した場合:
  回収/支払計画一覧表出力画面においては、TaxInvoiceデータを出力を選択する為のチェックボックスを表示します。
  債権/債務消込画面においては、検索対象を個別の伝票とするかTaxInvoiceデータ単位とするか選択する為のラジオボタンを表示します。
• 配賦集合勘定使用設定
  [配賦パターン登録]メニューにおいて、配賦集計額を配賦経過勘定として振替後仕訳を作成するか、直接アイテム別の仕訳を作成するか設定します。
• 配賦集計額マイナスチェック
  配賦シナリオシミュレーション及び配布仕訳実行時、配賦集計額がマイナスとなるケースを許容するか否かを設定します。

各項目の設定−［科目設定1］タブ

1. 科目の設定1
   現金科目、利益繰越科目、為替差損益科目、旅費/交際費/経費の仮払金科目に使用する勘定科目の設定を行います。

• 現金科目、現金科目補助
  ［入金伝票］の借方、［出金伝票］の貸方に初期表示させる現金科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目/科目補助は、［科目/補助登録］において"特別科目区分を「現金」または「銀行預金」に設定したもののみです。
• 振替伝票現金入力禁止
  このチェックボックスを"ON"にすると、振替伝票に現金科目を入力できなくなります。現金科目を入金伝票/出金伝票から入力させたい場合は"ON"にしてください。
• 為替差益科目（切放法）、為替差益科目（切放法）補助
  切放法による［外貨評価換算］実行時に発生する、実現為替差益を計上する勘定科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「為替差益」に設定してあるもののみです。［パラメータ1］タブで"債権/債務消込時に為替差損益自動計上"を「行なう」とした場合は必ず設定してください。
• 為替差損科目（切放法）、為替差損科目（切放法）補助
  切放法による［外貨評価換算］実行時に発生する、実現為替差損を計上する勘定科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「為替差損」に設定してあるもののみです。［パラメータ1］タブで"債権/債務消込時に為替差損益自動計上"を「行なう」とした場合は必ず設定してください。
• 為替差益科目（洗替法）、為替差益科目（洗替法）補助
  洗替法による［外貨評価換算］実行時に発生する、未実現為替評価益を計上する勘定科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「為替差益」に設定してあるもののみです。［パラメータ1］タブで"債権/債務消込時に為替差損益自動計上"を「行なう」とした場合は必ず設定してください。
• 未実現為替評価損科目（洗替法）、未実現為替評価損科目（洗替法）補助
  洗替法による［外貨評価換算］実行時に発生する、未実現為替評価損を計上する勘定科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「為替差損」に設定してあるもののみです。［パラメータ1］タブで"債権/債務消込時に為替差損益自動計上"を「行なう」とした場合は必ず設定してください。
• 差額為替差益科目、差額為替差益科目補助
  為替差益を計上する勘定科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「為替差益」に設定してあるもののみです。［パラメータ1］タブで"債権/債務消込時に為替差損益自動計上"を「行なう」とした場合は必ず設定してください。
• 差額為替差損科目、差額為替差損科目補助
  為替差損を計上する勘定科目/補助を設定します。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「為替差損」に設定してあるもののみです。［パラメータ1］タブで"債権/債務消込時に為替差損益自動計上"を「行なう」とした場合は必ず設定してください。
• 仮払金科目、仮払金科目補助
  ［旅費/交際費/経費管理モジュール］において仮払金を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。すべての科目から選択できます。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 仮払金調整科目、仮払金調整科目補助
  ［旅費/交際費/経費管理モジュール］において仮払金精算調整を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。すべての科目から選択できます。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。

各項目の設定−［科目設定2］タブ

2. 科目の設定2
   ［科目設定2］タブをクリックして、消費税科目、［バンクアカウントコントロールモジュール］において使用する科目について初期表示用設定を行います。

• 仮受消費税等科目、仮受消費税等科目補助
  仮受消費税等を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「貸方発生消費税」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 仮払消費税等科目、仮払消費税等科目補助
  仮払消費税等を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"特別科目区分"を「借方発生消費税」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 振込手数料科目、振込手数料科目補助
  ［バンクアカウントコントロールモジュール］において使用する振込手数料科目を設定します（任意入力）。すべての科目から選択できます。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 入金実績超過調整科目、入金実績超過調整科目補助
  ［バンクアカウントコントロールモジュール］において使用する入金実績超過調整科目の初期表示を設定します（任意入力）。すべての科目から選択できます。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 入金実績不足調整科目、入金実績不足調整科目補助
  ［バンクアカウントコントロールモジュール］において使用する入金実績不足調整科目の初期表示を設定します（任意入力）。すべての科目から選択できます。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。

各項目の設定−［科目設定3］タブ

3. 科目の設定3
   ［科目設定3］タブをクリックして、［税効果会計モジュール］において［税効果会計実行］を行う際に使用する科目の設定を行います。

• 短期繰延税金資産科目、短期繰延税金資産科目補助
  短期繰延税金資産を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「資産」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 長期繰延税金資産科目、長期繰延税金資産科目補助
  長期繰延税金資産を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「資産」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 短期繰延税金負債科目、短期繰延税金負債科目補助
  短期繰延税金負債を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「負債」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 長期繰延税金負債科目、長期繰延税金負債科目補助
  長期繰延税金負債を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「負債」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 法人税等調整額科目、法人税等調整額科目補助
  法人税等調整額を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「利益調整（P/L）」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 過年度税効果調整額科目、過年度税効果調整額科目補助
  過年度税効果調整額を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「利益調整（P/L）」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 手形合計超過調整科目、手形合計超過調整科目補助
  手形合計超過調整額を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「利益調整（P/L）」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。
• 手形合計不足調整科目、手形合計不足調整科目補助
  手形合計不測調整額を計上する勘定科目を設定します（任意入力）。ここで設定可能な勘定科目は、［科目/補助登録］において"科目区分"を「利益調整（P/L）」に設定してあるもののみです。科目補助を持つ科目を指定した場合には、科目補助も必ず入力してください。

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