在庫部門別締め

在庫データを更新できないように制限をかけます。締め実行後は、締日以前の計上日のデータの入力、修正、削除、承認ができなくなります。
基本的には月毎に締めを実行してください。
締め対象となる部門について未承認伝票や未確定データが存在する場合には締め処理を行うことができません。否認伝票が存在している場合は締め処理を行うことは可能ですが、その否認伝票のデータはブラウザ経費、債権/債務、販売/購買の各モジュールから削除、修正は不可能となります。ご注意ください。
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画面遷移

［サーバアプリケーションズ］
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［クロージングコントロールモジュール］
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［在庫締め］
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［在庫部門別締め］
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［在庫部門別締め］画面

各項目の設定

［主要項目］

• 集計部門、名称
  締め処理を行う集計部門を入力します。集計部門のみ入力が可能です。倉庫/工程部門は参照および入力ができません。
• 年次入力締め実行ステータス
  ［年次入力締め実行］の実行状態が表示されます。
• 倉庫/工程地域コード、名称
  入力した集計部門に構成される全ての倉庫/工程のコードと名称、地域コードと名称が表示されます。
• 前回締日
  前回に処理を実行した際の締日が表示されます。前回締日が保存されていないデータ（締め処理が実行されていないデータ）については、空白となります。
  この日付は、［倉庫/工程登録］画面、[倉庫地域登録]画面の"在庫締日"にも表示されます。
• 今回締日
  今回の締日を入力します。照会直後は前回締日付が表示されます。
  当年度以外の日付を入力することもできますが、「昨年度末日より過去の日付」を入力することはできません。
  入力の際、日付を入力してEnterキーを押すと、その行以下の全ての行に同じ日付がコピーされますので、同一の日付をまとめて設定する場合などに便利です。
• チェック結果（評価方法1）、チェック結果（評価方法2）
  評価方法別に倉庫/工程、地域に対して品目別にデータチェックを行い、結果を[正常]、[エラー]と表示します。
  また、[エラー]と表示された場合、ダブルクリックすることで詳細情報を確認する事ができます。
  チェックに対するエラーによって、詳細画面のタイトルが異なりますが、項目は同じです。
  マイナス在庫チェック：評価方法が[移動平均法]、[先入先出法]に設定された品目は、対象期間内での一時的な数量マイナスの有無を確認します。
  不正残金額チェック：対象期間の最後に数量が0になる場合、在庫金額の残額をチェックします。

［詳細画面］

［項目説明］

• 倉庫/倉庫地域コード、名称
  該当の倉庫/倉庫地域を表示します。
• 前回期日
  前回に処理を実行した際の締日が表示されます。
• 今回期日
  今回処理を実行する締日が表示されます。
• 品目コード、名称
  エラー対象の品目コードと名称が表示します
• ボタン
  名称変換
  終了

［ボタン］

• 名称変換
• 開始
  それぞれの部門に対する今回締日の保存処理を行います。このボタンをクリックすると確認メッセ−ジが表示されますので、"OK"ボタンをクリックすると処理が開始されます。
• クリア
• 照会
  指定された"集計部門"構成下の「倉庫/工程部門」、「倉庫地域」が一覧表示されます。
• 終了

注意事項

• 倉庫/工程部門の最終締日の処理について
  複数の集計部門に同一の倉庫/工程部門が含まれている場合の締日は、一番最後に保存した際の日付になります。以下に例を示します。
  
  A

  集計部門	構成倉庫/工程部門	終了日付
  A0001	B0001	2001/04/30
  A0001	B0002	2001/04/30
  A0003	B0003	2001/04/30

  
  S

  集計部門	構成倉庫/工程部門	終了日付
  S1000	D001	2001/05/30
  S1000	B0002	2001/05/30
  S1000	D0006	2001/05/30

  倉庫/工程部門「B0002」は、集計部門「A0001」の構成下であると同時に「S1000」の構成下でもあります。
  この例ではAを保存した後にSを保存した場合、「B0002」の締日は最新の日付である「2001/05/30」になります。