倉庫/工程登録
[販売管理サブシステム]、[購買管理サブシステム]、[生産/EDIサブシステム]で使用する倉庫、工程部門を登録します。
在庫管理を全く行わない場合でも、[販売管理サブシステム]や[購買管理サブシステム]のエントリ画面明細部で倉庫/工程の入力は必須となりますので、仮の倉庫/工程を1つ以上登録する必要があります。
ここで登録が完了した倉庫/工程部門は、[部門構成登録]で構成登録する必要があります。
→「部門とは」へ
画面遷移
[マスタマネジメント]
↓
[コモンマスタ]
↓
[部門管理]
↓
[倉庫/工程登録]
↓
[倉庫/工程登録]画面−[詳細]、[詳細2/付帯情報]タブ
各項目の設定−[詳細]タブ
- 倉庫/工程部門の選択(または新規登録)
"照会"ボタンをクリックすると、読込条件にあてはまる倉庫/工程部門が一覧表示されます。設定を行う倉庫/工程部門を選択してください。選択した倉庫/工程部門の情報が詳細タブに表示されます。
新規で倉庫/工程部門を登録する場合には"新規"ボタンをクリックしてください。
- 倉庫/工程部門、集計部門、コード
登録、照会の対象とする部門の読込条件を選択します。
倉庫/工程部門:
倉庫/工程部門を直接検索する場合に選択します。倉庫/工程部門のコードを範囲指定することができます。
集計部門:
集計部門を選択し、その集計部門に構成登録されている倉庫/工程部門を指定する場合に選択します。集計部門のコードを選択します。
- コード、名称
倉庫/工程部門のコードと名称が表示されます。
- 詳細情報の入力(1)
- コード
倉庫/工程部門のコードを入力します。英数字20桁まで入力可能です。
[計上部門登録]で登録する計上部門のコードや[集計部門登録]で登録する集計部門のコードと同一のコードは登録できません。ご注意ください。
- 活動
- 有効期限
- 名称1、2
- 検索
- 拡張フラグ
- 区分
"倉庫"または"工程"のどちらかを指定してください。
在庫管理に使用する場合は、"倉庫"として登録してください。
工程管理に使用する場合は、"工程"として登録してください。
- 郵便番号、所在地1、所在地2
必要に応じて、倉庫/工程部門所在地の郵便番号と住所を入力します。
- TEL1/TEL2、FAX
必要に応じて、倉庫/工程部門の電話番号、FAX番号を入力します。
- E-mail1/E-mail2、URL
必要に応じて、倉庫/工程部門のE-mailアドレスおよびURLを入力します。
- 債権/債務締日
新規登録時には、前期の末日を入力します。
照会時には、[クロージングコントロールモジュール]の[債権/債務部門別締め実行]において更新された、最新の債権/債務締日が表示されます。変更はできません。
- 在庫締日
新規登録時には、前期の末日を入力します。
照会時には、[クロージングコントロールモジュール]の[在庫部門別締め]において更新された、最新の在庫締日が表示されます。変更はできません。
- 製造部門
登録する倉庫/工程部門が製造部門の場合にはこのチェックボックスをONにしてください。エントリにおいて"製造原価科目"として登録されている科目で計上できるのは、このチェックが付いている部門だけとなります。
- チェックボックスをON(製造部門)→売上原価と販管費の両方の計上が可能
- チェックボックスをOFF(非製造部門)→売上原価の計上が不可能
- D.A.C.計上対象
[デファードアカウントコントロールモジュール]において繰延償却自動仕訳の倉庫/工程部門として使用する場合にはこのチェックボックスをONにしてください。
各項目の設定−[詳細2/付帯情報]タブ
- 詳細情報の入力(2)
- 在庫管理対象外
チェックボックスをONにすると、その倉庫/工程部門は倉庫/工程のエントリにおいては計上可能ですが、在庫帳表(一覧表を除く)および在庫残高更新の対象外となります。
このチェックボックスは、"区分"が「倉庫」の場合のみONにすることができます。ただし、"倉庫区分"が「直送倉庫」の場合はチェックボックスをONにすることはできません。
- ロケーション管理対象
チェックボックスをONにすると、その倉庫/工程部門はロケーション管理の対象となります。ロケーション管理の対象とすると、[ロジスティックマスタモジュール]の[ロケーション登録]で登録したロケーション単位で倉庫内を詳細に管理することができます。
このチェックボックスは、"区分"が「倉庫」の場合のみONにすることができます。ただし、"倉庫区分"が「直送倉庫」の場合はチェックボックスをONにすることはできません。
- 倉庫区分
"区分"が「倉庫」の場合のみ以下のいずれかの区分を選択します。
通常倉庫:
品目の入庫、出庫に使用する通常の倉庫です。
検査中倉庫:
検査中品目の管理に使用する倉庫です。引当対象の倉庫にしたくない場合などに選択してください。
直送倉庫:
直送品の管理に使用する倉庫です。[出荷管理モジュール]の[直送入力]で"直送倉庫"として指定できる倉庫は、この区分の倉庫だけです。
保税倉庫:
保税貨物の保管用倉庫です。
- 引当対象
チェックボックスをONにすると、受注した品目についてその倉庫/工程部門から引当てることができます。このチェックボックスは、"倉庫区分"が「通常倉庫」または「保税倉庫」の場合にのみONにすることができます。
- 移動先倉庫
入荷データをもとに仕入入力を行うときに、その倉庫/工程部門からの移動先として初期表示される倉庫/工程部門を登録します。
登録した移動先倉庫が"ロケーション管理対象"として登録されている場合は、"移動先ロケーション"を指定できるようになります。
- 移動先ロケーション
入荷データをもとに仕入入力を行うときに、その倉庫/工程部門がロケーション管理対象である場合、移動先として初期表示されるロケーション先を登録します。
- 付帯情報の入力
- 項目1〜5
付帯情報を入力します。表示される項目名については、[システムカストディアン]の[付帯名称設定]で変更することができます。
ボタンの機能
- 名称変換
- 新規
- 保存
保存が完了した倉庫/工程部門でも、[部門構成登録]で構成登録していない場合は、特定の社員用に[システムカストディアン]の[社員設定]の"更新権"、"承認権"、"参照権"で直接倉庫/工程部門を指定しない限り使用できません。これは、構成登録されていない倉庫/工程部門は、[社員設定]の"更新権"、"承認権"、"参照権"で直接指定しない限り、どのオペレータの権限の配下にも属さないことになるからです。
- クリア
- 削除
- 印刷
- 終了