EVA/ROE分析表
指定したB/Sテンプレート、B/S予算、P/Lテンプレート、P/L予算などに基づき、EVA/ROE分析表を出力します。
アイテムを指定しない「会社単位」の出力と、「部門」だけでなく「プロジェクトコード1、2」、「会計分析コード1、2」別の出力も可能です。
計算に使用する「実効税率」は、[キャッシュフロー分析指標登録]であらかじめ登録しておく必要があります。
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画面遷移
[キャッシュフローマネジメントモジュール]
↓
[キャッシュフローマネジメント]
↓
[EVA/ROE分析表]
↓
[EVA/ROE分析表]画面
各項目の設定
[指定項目]
出力形式 |
出力結果 |
会社単位 |
アイテムの範囲指定を行わず、全社レベルで集計したEVA/ROE分析表が作成されます。 |
アイテム別比較 |
アイテムの範囲指定を行い、その範囲をすべて集計したEVA/ROE分析表が出力されます。 |
アイテム/予算別比較 |
アイテムと予算を横並びで対比したEVA/ROE分析表が出力されます。 |
[ボタン]
EVA/ROE分析項目の算出方法
ディスカウンテッド・キャッシュフローでは、指定した年度、予算コード、指定した年度の実績ごとに、営業利益、税引後営業利益、有利子負債、資本、投下資本、ROE、EVA、WACC、実効税率の予算と実績が出力されます。EVA、WACC、実効税率以外の行では合計が集計されます。
営業利益、税引後営業利益、有利子負債、資本、投下資本、ROE、EVA、WACC、実効税率はそれぞれ以下の計算式に従って算出されます。
出力項目 |
計算式 |
説明 |
営業利益 |
売上-売上原価-販管費 |
予算:指定した年度のP/L年度予算において登録されている科目のうち、科目区分が「売上」「売上原価」「販管費」の科目行が集計されます。仮にB/S年度予算において科目区分が「売上」「売上原価」「販管費」の科目が指定されていたとしても集計対象外となります。 実績:該当する年度の残高データと仕訳データをもとに、科目区分が「売上」「売上原価」「販管費」の科目で計上されている金額が集計されます。 |
税引後営業利益 |
営業利益×(1-実効税率) |
上記「営業利益」と[キャッシュフロー分析指標登録]で設定された実効税率を用いて算出されます。 |
有利子負債 |
「有利子負債」がONの科目を集計 |
予算:指定した年度のB/S年度予算において登録されている科目のうち、「有利子負債」がONの科目行が集計されます。仮にP/L年度予算において「有利子負債」がONの科目が指定されていたとしても集計対象外となります。 |
資本 |
科目区分「資本」の科目を集計 |
予算:指定した年度のB/S年度予算において登録されている科目のうち、科目区分が「資本」の科目行が集計されます。仮にP/L年度予算において科目区分が「資本」の科目が指定されていたとしても集計対象外となります。 |
投下資本 |
有利子負債+資本 |
上記「有利子負債」と「資本」を加算。 |
ROE |
税引後営業利益/資本 |
ROEは1桁+小数点以下6桁。小数点以下7桁目で四捨五入されます。 EVAは13桁+小数点以下2桁。小数点以下3桁目で四捨五入されます。 左記の計算式がExcelシート上に埋め込まれます。税引後営業利益の値を修正すると値が連動して変わります。 |
EVA |
税引後営業利益-WACC×投下資本 |
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WACC |
[ディスカウンテッド・キャッシュフロー]を参照のこと。 |
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実効税率 |
[キャッシュフロー分析指標登録]の該当年度の値が参照されます。 |