出庫入力、入庫入力
[出庫入力]画面では、受注に基づかない在庫の払出し(出庫)に関する情報を入力します。
[入庫入力]画面では、発注に基づかない在庫の受入れ(入庫)に関する情報を入力します。
出庫や入庫の際に、あわせて他勘定処理を行うこともできます。
→「操作手順」へ
画面遷移
[在庫管理モジュール]
↓
[エントリ]
↓
[出庫入力]または[入庫入力]
↓
[出庫入力]画面または[入庫入力]画面
各項目の設定
- 出庫区分(出庫入力の場合のみ表示)
「通常出庫」、「他勘定出庫」のどちらかを選択します。
- 通常出庫
以下の仕訳が在庫自動仕訳実行時に計上されます。
売上原価対立法の場合:
出庫借方仮勘定科目 / 棚卸資産科目
(各科目は、[品目登録]、[ロジスティックパラメータ]の順にその登録内容が参照されます)
三分法の場合:
出庫借方仮勘定科目 / 仕入科目
- 他勘定出庫
以下の仕訳が在庫自動仕訳実行時に計上されます。
売上原価対立法の場合:
[ヘッダ]部に入力した科目 / 棚卸資産科目
(棚卸資産科目は、[品目登録]、[ロジスティックパラメータ]の順にその登録内容が参照されます)
三分法の場合:
[ヘッダ]部に入力した科目 / 仕入科目
- 入庫区分(入庫入力の場合のみ表示)
「通常入庫」、「他勘定入庫」のどちらかを選択します。
- 通常入庫
以下の仕訳が在庫自動仕訳実行時に計上されます。
売上原価対立法の場合:
棚卸資産科目 / 入庫貸方仮勘定科目
(各科目は、[品目登録]、[ロジスティックパラメータ]の順にその登録内容が参照されます)
三分法の場合:
仕入科目 / 入庫貸方仮勘定科目
- 他勘定入庫
以下の仕訳が在庫自動仕訳実行時に計上されます。
売上原価対立法の場合:
棚卸資産科目 / [ヘッダ]部に入力した科目
(棚卸資産科目は、[品目登録]、[ロジスティックパラメータ]の順にその登録内容が参照されます)
三分法の場合:
仕入科目 / [ヘッダ]部に入力した科目
[ヘッダー(メイン項目)]部
出庫処理または入庫処理を行う品目に共通する情報を入力します。[ヘッダー]部を入力しなくても、[明細]部で個々に品目の情報を入力することもできます。
画面上部右側の">>>(0)"ボタンを押す度に、[メイン項目]部と[サブ項目]部が切替表示されます。
- 計上日
"予定"のチェックボックスをONにした場合は、計上日は出庫予定日または入庫予定日となります。
- 予定
出庫や入庫の予定を入力する場合にチェックボックスをONにします。
- 出庫内部No.、入庫内部No.
→内部No.
- 出庫No.、入庫No.
- 製造番号
製造番号を入力します。
入力すると、[明細]部の"製造番号"に同じ値が自動的に入力されます。[ヘッダ]部に"製造番号"が入力されている限り、振替処理の場合の振替先"製造番号"以外は各明細で製造番号を修正することはできなくなります。
- 品目コード
品目コードを入力します。指定した品目が部品表を持つ場合、"部品表"の入力が可能になります。
[ロジスティックマスタ]の[ロジスティックパラメータ設定]で"生産形態"として「素材加工型」が選択されている場合は、この項目は表示されません。
- 部品表
部品表コードを入力します。入力すると、構成品目分の明細データが自動的に作成されます。
- 部門
出庫入力の場合は、払出先部門のコードを入力します。
入庫入力の場合は、受入先部門のコードを入力します。
- 取引先
出庫入力の場合は、払出先のコードを入力します。
入庫入力の場合は、受入先のコードを入力します。
- 数量("部品表"を指定した場合のみ表示)
部品表を指定した親品目の数量を入力します。マイナス値の入力も可能です。
- 勘定科目(「他勘定出庫」または「他勘定入庫」の場合のみ表示)
出庫入力の場合は、在庫減少仕訳の相手勘定(借方)を入力します。
入庫入力の場合は、在庫増加仕訳の相手勘定(貸方)を入力します。
- 証憑番号
- ファイル名
[ヘッダー(サブ項目)]部
- フレックスマスタ1〜3
- フレックス日付1、2
- フレックス金額1、2
- 付箋紙
[明細(メイン項目)]部
画面上部右側の">>>(1)"ボタンを押す度に、[メイン項目]部と[サブ項目]部が切替表示されます。
- 品目
- 倉庫/工程
出庫先、入庫元の倉庫/工程を入力します。
- ロケーションコード
倉庫/工程に構成されたロケーションコードを入力します。
- 単位計上/荷姿計上
「単位計上」を選択した場合、"基準単位"には対応する単位が表示されます。
「荷姿計上」を選択した場合、"基準単位"には「荷姿」と表示されます。プルダウンで"荷姿単位"を選択します。"荷姿単位"を選択すると、"単位数量"に対応する数量が表示されます。
- 単位数量(「荷姿計上」を選択した場合のみ表示)
荷姿1つあたりの数量が表示されます。
- 基準数量
計上方法、"数量"、および"荷姿構成数量"によって下図のように変化します。
計上方法
|
数量
|
荷姿構成数量
|
構成数量
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部品表指定なし、単位計上
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(非表示)
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(非表示)
|
値を入力します。
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部品表指定なし、荷姿計上
|
(非表示)
|
値を入力します。
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荷姿構成数量×単位数量
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部品表指定あり、単位計上
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値を入力します。
|
(非表示)
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数量×単位数量
|
部品表指定あり、荷姿計上
|
値を入力します。
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数量×荷姿単位数量
|
荷姿構成数量×単位数量
|
-
荷姿単位数量("部品表"を指定し、「荷姿計上」を選択した場合のみ表示)
"荷姿構成数量"を求める際に用いられます。
-
荷姿構成数量(「荷姿計上」を選択した場合のみ表示)
計上方法、"数量"によって変化します。詳細については上図を参照してください。
- 製造番号
-
分析コード1、2
[明細(サブ項目)]部
-
フレックスマスタ1〜3
-
プロジェクトコード1、2
-
会計分析コード1、2
-
明細摘要
-
フレックス数量1、2
-
フレックス日付1、2
-
フレックス金額1、2
[スプレッド]部
全明細の情報が一覧で表示されます。[スプレッド]部で選択した明細の情報が[明細]部に表示され、入力、編集することができます。
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