ロジスティックパラメータ設定

販売/購買系、在庫系サブシステムで使用する各種パラメータや初期表示用の科目を設定します。

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［設定］
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［ロジスティックパラメータ］
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［ロジスティックパラメータ設定］画面－［パラメータ設定1］、［パラメータ設定2］、［パラメータ設定3］、［パラメータ設定4］
タブ

各項目の設定－［パラメータ設定1］タブ

パラメータの設定1

生産形態
「組立加工型」、「素材加工型」のどちらかを選択します。
「組立加工型」を選択した場合は、［部品表登録］において親品目と構成品目を1：Nの関係で複数階層で構成することができます。
「素材加工型」を選択した場合は、［部品表登録］において親品目と構成品目をN：Mの関係で1階層構造で構成することができます。
スケジューラ連動
現在未使用です。
原価法
「3分法」、「売上原価対立法」のどちらかを選択します。この選択によって、仕訳が変わってきます。対応する科目は、以下の通りです。
3分法：売上基準、売上科目、売上返品科目、棚卸資産科目、原価科目、移動振替損科目、仕入科目、仕入返品科目
売上原価対立法：売上基準、売上科目、売上返品科目、棚卸資産科目、原価科目、移動振替損科目
売上原価対立法では、ロジスティックパラメーターの評価方法１か２の自動仕訳対象が設定されていることが条件となり、「売上原価対立法」を選択した場合は、評価方法ごとに自動仕訳の対象とするデータレベルを設定することができます。但し、同一のデータレベルでは、設定できません。
受注前引当
現在未使用です。

在庫受入金額適用方法
在庫受払金額や在庫評価金額の計算、在庫自動仕訳等を、「入荷」基準で行うか、「仕入」基準で行うかを選択します。

集計単位	入荷基準の場合	仕入基準の場合
基本	仕入の仕訳は仕入金額、在庫評価は入荷金額で計算されます。入荷と仕入で金額の違いが発生する場合（入荷と仕入で単価やレートが変更された場合など）は、運用上「受入価格差異」等の仕訳データで調整する必要があります。	「仕入＝入荷がない入荷」という運用において使用することを想定しています。入荷と仕入で計上日は異なることを前提とします。
払出単価の更新	入荷処理の時点で入荷金額をもとに更新します（入荷入力、入荷返品、直送入力、直送取消、入荷インポート）。	仕入処理の時点で仕入金額をもとに更新します（仕入入力、一括仕入入力、直送入力、直送取消、入荷インポート）。
在庫月次更新	在庫数量の更新および評価金額の計算は、入荷データで行います。入荷済で仕入されていないデータが存在する場合、メッセージが表示されます（期またがり時）。	在庫数量の更新は、入荷データで行います。評価金額の計算は、仕入データで行います。
在庫受払帳、各種集計表	入荷データで評価計算を行います。	仕入データで評価計算を行います。
在庫自動仕訳前処理の払出単価確定処理	入荷金額で計算され、仕入の払出金額に設定されます。	仕入の仕入金額で計算されます。
在庫自動仕訳	入荷データで評価金額の再計算を行います。	仕入データで評価金額の再計算を行います。

緊急売上自動仕訳項目部門初期設定
緊急売上入力において、[ヘッダ]タブに入力した売上計画部門を[明細]タブの自動仕訳を計上させる部門に初期表示させるか否かを設定します。
予定在庫表示
｢受発注｣、｢出荷指示/入荷｣のどちらかを選択します。これらを選択することにより、予定在庫照会における出庫予定の欄を、「受注されているが出荷されていないもの」と「出荷指示されているが出荷されていないもの」とに切り替えて初期表示させることができます。
在庫移動基準
[在庫移動入力]画面における在庫移動基準を選択されたものを初期表示します。
GATE通過条件
受注チェックや発注チェックにおけるエラーの有無に関係なく、［受注GATE］画面や［発注GATE］画面にデータを表示させるか否かを選択します。チェックボックスをONにしている場合は、チェック条件が全て正常でもリリース処理を行う必要があります。
受注チェック条件
受注チェックの内容を「金額チェック」、「数量チェック」、「必須チェック」、「輸出管理」、「売掛金滞留」、「枠チェック」、「与信チェック」から選択します。複数選択可能です。
この設定にてチェック"ON"となった項目のみが、クラス設定でのリリース及び強制リリース権限選択対象となります。
金額チェック:1伝票あたりの金額がクラス設定外の場合、受注GATEでエラーとなります。
数量チェック:1伝票あたりの数量が品目の設定外の場合、受注GATEでエラーとなります。
必須チェック:「納入期日」「出荷予定日」が空白の場合、受注GATEでエラーとなります。
輸出管理:品目、取引先、地域が輸出制限有りの設定の場合、受注GATEでエラーとなります。
売掛金滞留:システム日付時点で、決済予定日を過ぎた債権がある請求先を指定していた場合、受注GATEでエラーとなります。
与信チェック:与信限度額を超えた請求先を指定していた場合、受注GATEでエラーとなります。
枠チェック:予定枠定義がされている品目において、枠を超過した場合、受注GATEでエラーとなります。
発注チェック条件
発注チェックの内容を「金額チェック」、「数量チェック」、「必須チェック」、「枠チェック」から選択します。複数選択可能です。
この設定にてチェック"ON"となった項目のみが、クラス設定でのリリース及び強制リリース権限選択対象となります。
金額チェック:1伝票あたりの金額がクラス設定外の場合、発注GATEでエラーとなります。
数量チェック:1伝票あたりの数量が品目の設定外の場合、発注GATEでエラーとなります。
必須チェック:「納入期日」「入荷予定日」が空白の場合、発注GATEでエラーとなります。
枠チェック:予定枠定義がされている品目において、枠を超過した場合、発注GATEでエラーとなります。
仕訳データレベル（"原価法"が「売上原価対立法」の場合のみ表示）
［品目登録］で設定する在庫評価方法1と在庫評価方法2を自動仕訳の対象とするか否かを選択します。チェックボックスをONにした場合は、どのデータレベルで自動仕訳を行うか評価方法ごとにデータレベルを入力します。
受注必須項目
[受注入力]において、"納入期日"や"出荷予定日"を必須入力項目とするか否かを選択します。
発注必須項目
[発注入力]において、"納入期日"や"入荷予定日"を必須入力項目とするか否かを選択します。

社員消費税集計単位
社内販売時などにおける社員に対する"消費税集計単位"を登録します。ここで設定した集計単位をもとに消費税が計算されます。

集計単位

詳細

対象外

消費税を計上しない場合に選択します。"対象外"の場合には各エントリで課税区分を設定することができません。
［販売管理サブシステム］、「購買管理サブシステム」を使用しない場合は、すべての取引先で"対象外"を選択してください。

明細行単位

明細行単位で消費税を計上する場合に選択します。"明細行単位"とした場合は、品目/諸掛単位で消費税（課税区分）を設定することができます。

伝票単位

伝票単位で消費税を計上する場合に選択します。"伝票単位"を選択した場合には、品目単位で課税区分を設定することはできません。消費税は諸掛区分を"消費税"とした諸掛に集計されます。なお、"伝票単位"を選択した場合のみ伝票入力画面において初期表示させる課税区分を設定する"課税区分"が表示されます。

課税区分（"社員消費税集計単位"が「伝票単位」のときのみ表示）
エントリの画面において取引先を社員とした場合に初期表示させる課税区分を設定します。
インポートフラグ
「売上も作成する」、「仕入も作成する」の中から選択します。
インポートフラグをチェックすることにより、データインポートモジュールのロジスティックインポートを使用して、売上／仕入データを作成するために必要な項目が入力されているCSVデータから売上／仕入データを自動で作成することができます。
承認時修正可能フラグ
承認時に修正を許可する場合は、「売上」、「仕入」のそれぞれのチェックボックスをONにします。
取引先
在庫モジュールにて初期表示する取引先を設定します。
未着品仕訳データ作成
在庫移動：[在庫移動入力]画面においてイントランジットフラグの使用が可能になります。
イントランジット(購買)： 現在未使用です。

各項目の設定－［パラメータ設定2］タブ

パラメータの設定2

C/Ｉ自動発行
［出荷管理モジュール］の[コマーシャルインボイス入力]で保存と同時にInvoiceを自動発行するか否かの設定を行います。
請求書再発行事由管理
請求書発行において再発行事由を管理するか否かの設定を行います。
入荷時仮単価設定
「する」に設定した場合、仕入基準の場合においても、入荷時の単価で仮の払出単価更新処理を行います。
入荷日計上仕入基準設定
「する」に設定した場合、仕入基準の場合においても、入荷日をソートキーとして受払計算を行います。
売上/仕入計上日設定
チェックボックスを"ON"に設定すると、出荷日(入荷日）と売上日(仕入日)を同日として処理を行います。
消込対象外フラグ制御
消込対象外フラグの操作を可能とするか否かを選択します。
決済予定日再設定
決済予定日の再設定を可能とするか否かを選択します。
未仕入データ存在時に締め処理不可フラグ
該当月度内の入荷伝票が未仕入状態の場合、在庫締め処理を続行不可とするか否かを選択します。
未売上データ存在時に締め処理不可フラグ
該当月度内の出荷伝票が未売上状態の場合、在庫締め処理を続行不可とするか否かを選択します。
金額手入力禁止設定
在庫モジュールにおいて、金額の手入力を禁止するか否かを選択します。
計上日システム日付設定
チェックボックスを"ON"に設定すると、該当入力画面にて計上日をシステム日付とのチェックを行い、同日のみ登録可能とします。
承認前請求書発行許可
承認前の請求書を発行できるか否かの設定を行います。
倉庫間移動単価差異補正処理
在庫月次更新で指定された対象倉庫の締め順序を自動計算し、在庫移動によって発生した移動差損を低減させる処理を行います。
標準原価法端数調整処理
標準原価法にて設定された品目の受払計算時に端数処理を行うか否かを選択します。
標準単価登録月度指定
[標準単価登録]画面において、有効期間を月度初日から末日での登録にするか否かを選択します。
標準単価トランザクション更新
「する」に設定した場合、仕入以外の在庫受入処理において、標準原価法ぼ設定がされた品目の受入単価を標準単価マスタで設定した単価で再計算を行う。
受入単価の変更は標準原価法を評価方法1に設定している場合
在庫エントリ仮単価表示
画面上に入荷時仮単価の表示をするか否かを選択します。
設定されている場合、標準単価を表示している項目が仮単価表示に変わります。
仕訳時在庫月次更新済チェック
在庫締め処理の処理順序を在庫月次更新後でのみ在庫自動仕訳が可能とします。

換算レートを集計条件から外す
チェックボックスを"ON"に設定すると、伝票集計条件から換算レートを除外します。
この設定をした場合、[パラメータ設定3]タブの「換算レート再設定」の設定にかかわらずレート再設定処理が有効になります。
入荷時・出荷時の集計後換算レート再取得条件：
異なる換算レートを用いた伝票を集計した場合、グルーピング後の基準金額は下記の条件によって再取得・再計算されます。

メニュー	再取得条件
入荷一覧入力	入荷計上日でレートを再取得
入荷同時仕入入力	[ロジスティックパラメータ]の[売上仕入時レート再取得]パラメータが・"ON"の場合：仕入計上日でレートを再取得・"OFF"の場合：入荷計上日でレートを再取得 ※入荷・仕入どちらの場合でも同じ換算レートを使用します。
入荷実績インポート	CSVファイルに設定された換算レートを使用 ※ 記載されていない場合、発注時のレートを引継いで使用します。 ※ 同一伝票内で統一されている必要があります。統一されていない場合はインポート処理エラーとなります。
出荷指示一覧入力	出荷指示計上日でレートを再取得
コマーシャルインボイス入力	出荷指示計上日でレートを再取得 ※ 入荷・仕入どちらの場合でも同じ換算レートを使用します。

売上予定日初期設定
初期設定を「システム日付」と、受注データの「出荷予定日」から設定できます。

各項目の設定－［パラメータ設定3］タブ

パラメータの設定3

販売単価取得基準
単価取得のキーとして、「計上日」と「納入期日」のどちらを使用するか設定できます。
｢納入期日」を選択した場合、[パラメータ設定1]の「受注必須項目」の「納入期日」が"ON"固定となります。
購買単価取得基準
単価取得のキーとして、「計上日」と「納入期日」のどちらを使用するか設定できます。
｢納入期日」を選択した場合、[パラメータ設定1]の「発注必須項目」の「納入期日」が"ON"固定となります。
換算レート再設定
[受注入力]および[発注入力]で設定した換算レートを、計上日における換算レートに自動で設定し直すかを選択します。チェックボックスが"ON"に設定した場合は、計上日における換算レートが初期表示され、その為替レートに設定し直します。"OFF"に設定した場合は、受注および発注時に入力した為替レート(返品では返品元伝票のレート)が初期表示されます。換算レートは、[為替ﾚｰﾄ登録（基本）] または[為替レート登録（拡張）]において予め登録しておいたものが設定されます。
集計条件初期設定
伝票の集計項目の初期表示を伝票単位か、任意で設定するかを設定できます。
任意を選択した場合、チェックボックスを"ON"に設定した項目が"ON"の状態で初期表示されます。
出荷倉庫制御フラグ
引当倉庫固定とするか、任意で選択できるかを設定します。

各項目の設定－［パラメータ設定4］タブ

パラメータの設定4

計画分割集計項目デフォルト設定
明細アイテムを使用し計画分割をサマリする方式と、明細行と同じ行番号で計画分割をする方式から選択できます。
初期値設定:
計画分割画面にて集計項目のチェックボックスを"ON"の状態で初期表示する事ができます。
※ 計上部門は常に"ON"の状態で表示されます。変更は出来ません。
出荷返品倉庫制御
出荷元倉庫固定とするか、任意で変更できるかを設定します。
入荷返品倉庫制御
入荷元倉庫固定とするか、任意で変更できるかを設定します。

ボタンの機能

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Business Engineering Corp.[Confidential]

集計単位	詳細
対象外	消費税を計上しない場合に選択します。"対象外"の場合には各エントリで課税区分を設定することができません。［販売管理サブシステム］、「購買管理サブシステム」を使用しない場合は、すべての取引先で"対象外"を選択してください。
明細行単位	明細行単位で消費税を計上する場合に選択します。"明細行単位"とした場合は、品目/諸掛単位で消費税（課税区分）を設定することができます。
伝票単位	伝票単位で消費税を計上する場合に選択します。"伝票単位"を選択した場合には、品目単位で課税区分を設定することはできません。消費税は諸掛区分を"消費税"とした諸掛に集計されます。なお、"伝票単位"を選択した場合のみ伝票入力画面において初期表示させる課税区分を設定する"課税区分"が表示されます。