在庫残登録
[クロージングコントロール]の[月次在庫更新]処理によって作成された、月末、月初の在庫残、および在庫評価単価(2種類の評価方法を指定可能)を、月度ごとに管理します。
A.S.I.A.の導入時においては、部門、月度ごとの情報を、[品目登録]の"在庫管理設定"において設定した内容に基づいて登録します。
月次在庫残、在庫評価単価1、2の在庫数量が品目ごとに一致していない場合は登録や更新を行うことはできません。
画面遷移
[マスタマネジメント]
↓
[ロジスティックマスタ]
↓
[品目管理]
↓
[在庫残登録]
↓
[在庫残登録]画面−[月次在庫残]、[在庫評価単価1]、[在庫評価単価2]タブ
各項目の設定−[月次在庫残]タブ
- 倉庫/工程部門の選択
在庫残の登録対象とする倉庫/工程部門、月度を選択します。
- 月次在庫残の登録
指定した部門、月度における月次在庫残高が表示されます。変更することができます。行の追加や削除をする場合は"行追加(R)"ボタンや"行削除(L)"ボタンをクリックしてください。
A.S.I.A.の導入時においては、在庫数量などの情報を入力します。
- 品目、名称
[品目登録]で「在庫管理対象」とした品目のコードを入力します。コードを入力すると品目の名称が表示されます。
[品目登録]で"月次在庫数量更新"の区分を「品目別」に設定している品目の場合、
同一月度で同一品目に関する在庫残データは1件しか登録できません。
- 更新区分
品目を指定すると、該当する品目に対して[品目登録]で設定されている"月次在庫数量更新"の区分が表示されます。
- 製造番号
製造番号を入力します。[品目登録]で"製造番号"のエントリチェックを「必須」とした場合は入力必須となります。
"月次在庫数量更新"の区分が「品目/製造番号別」の場合、この番号に基づいて月次在庫更新が行われますので、同一月度、同一品目、同一製造番号に属する在庫残データは1件しか登録できません。
- 分析コード1、2
分析コード1、2を入力します。分析コード1、2を入力します。[品目登録]で"分析コード1"、"分析コード2"のエントリチェックを「必須」とした場合は入力必須となります。
"月次在庫数量更新"の区分が「品目/分析コード1別」や「品目/分析コード2別」の場合、このコードに基づいて月次在庫更新が行われますので、
同一月度、同一品目、同一分析コード1、2に属する在庫残データは1件しか登録できません。
- 単位
品目を指定すると、該当する品目に対して[品目登録]で設定されている"単位"が表示されます。
- 在庫数量
在庫月次を実施した時点の在庫数量を基準単位で入力します。「"入荷累計数"−"出荷累計数"」の合計と一致しない場合はメッセージが表示されます。
- 入荷累計数
月度における入庫数の合計を入力します。
- 出荷累計数
月度における出庫数の合計を入力します。
各項目の設定−[在庫評価単価1、2]タブ
- [在庫評価単価1]タブ、または[在庫評価単価2]タブの選択
登録する評価単価のタブをクリックします。[在庫評価単価1]タブでは在庫評価方法1対応する単価を、[在庫評価単価2]タブでは在庫評価方法2に対応する単価をそれぞれ登録します。
- 在庫評価単価の登録
指定した部門、月度における在庫評価単価1、2の在庫数量が表示されます。変更することができます。行の追加や削除をする場合は"行追加(R)"ボタンや"行削除(L)"ボタンをクリックしてください。
A.S.I.A.の導入時においては、在庫数量などの情報を入力します。評価法が「先入先出法」、「後入先出法」以外の品目については、同一品目を複数行に入力することはできません。
- 品目、名称
[品目登録]で「在庫管理対象」とした品目のコードを入力します。コードを入力すると品目の名称が表示されます。
[品目登録]で"月次在庫数量更新"の区分を「品目別」に設定している品目の場合、
同一月度で同一品目に関する在庫残データは1件しか登録できません。
- 評価法
品目を指定すると、該当する品目に対して[品目登録]で設定されている"在庫評価方法1"または"在庫評価方法2"がそれぞれのタブに応じて表示されます。
- 原価法
品目を指定すると、該当する品目に対して[品目登録]で設定されている"適用評価法1"または"適用評価法2"がそれぞれのタブに応じて表示されます。
- 単位
品目を指定すると、該当する品目に対して[品目登録]で設定されている"単位"が表示されます。
- 在庫数量
在庫月次を更新した時点の在庫数量を基準単位で入力します。
- 単価
該当する品目に対して[品目登録]で設定されている在庫評価法、適用原価法にもとづいて評価単価が計算され表示されます。
- 金額
"在庫数量"×"単価"が表示されます。
ボタンの機能
- 名称変換
- クリア
- 照会
ボタンをクリックすると、該当する月度のデータが存在する場合は、[月次在庫残]タブ、[在庫評価単価1]タブ、[在庫評価単価2]タブの各スプレッドにデータが表示されます。
データが存在しない場合は、数量や単価に「0」が表示され、入力できる状態で表示されます。
- 保存
月次在庫残、在庫評価単価1、2の在庫数量が品目ごとに全タブで一致していない場合は保存することはできません。
- 削除
- 行追加
- 行削除
- 印刷
出力する"倉庫/工程コード"の範囲と月度を指定することができます。
- 終了