受取手形領収書データ作成(入力)
「請求先/取引先グループ」、「集計条件1〜3」および「期日別集計チェック」を集計キーとして回収計画データが集計され、領収書データが作成されます。
「分割前状態」、「分割後状態」タブを切り替えることにより分割前後の領収書情報の照会が可能です。
"分割実行"ボタンをクリックすることにより領収書の自動分割が可能です。
回収計画とのマッチングは行わない場合は、領収書の金額を直接入力します。
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画面遷移
[受取手形管理モジュール]
↓
[エントリ]
↓
[受取手形領収書データ作成]
↓
[受取手形領収書データ作成(回収計画指定)]画面−新規の場合
(「回収計画マッチング」チェックボックスONの場合)
"開始"ボタン →[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面
"開始"ボタン →[受取手形領収書データ作成(入力)]画面
(「回収計画マッチング」チェックボックスOFFの場合)
"開始"ボタン →[受取手形領収書データ作成(入力)]画面
[受取手形領収書データ作成(回収計画指定)]画面−修正/削除の場合
"開始"ボタン →[受取手形領収書データ作成(入力)]画面
各項目の設定−[ヘッダ部]
- 通貨
[受取手形領収書データ作成(回収計画指定)]画面で選択した通貨が表示されます。
- 計上日(回収計画とのマッチングを行った場合のみ表示)
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面で入力した「計上日」が表示されます。通貨が「基準通貨」の場合はこの項目は表示されませんので、スプレッド部の"領収計上日"に直接日付を入力してください。
- 換算レート(回収計画とのマッチングを行った場合のみ表示)
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面で入力した「換算レート」が表示されます。基準通貨の場合は「1.000000」と表示されます。
- 集計条件1〜3(回収計画とのマッチングを行った場合のみ表示)
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面で選択したそれぞれの条件が表示されます。指定していない場合は「指定なし」と表示されます。
- 期日別に集計(回収計画とのマッチングを行った場合のみ表示)
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面の「期日別集計」チェックボックスの設定内容が表示されます。
各項目の設定−[分割前状態]タブ
スプレッド部
- 作成対象
新規の場合は、領収書作成対象の回収計画データのチェックボックスをONにします。ただし、「作成済」チェックボックスがONのデータはチェックできません。
修正/削除の場合は、削除対象の領収書データのチェックボックスをONにします。
- 作成済
新規の場合は、領収書データ作成済のデータはチェックボックスがONになります。チェックボックスがONの領収書データは分割前、分割後の全ての項目において表示のみになり修正することはできません。
- 領収計上日
回収計画とのマッチングを行った場合は、領収書の計上日として「システム日付」が表示されます。修正することはできません。
回収計画とのマッチングを行っていない場合は、領収書の計上日を入力します。初期表示はシステム日付です。
- 請求先コード/取引先グループコード、名称
回収計画とのマッチングを行った場合は、[受取手形領収書データ作成(回収計画指定)]画面での選択に応じて、「請求先コード」または「取引先グループ」のコード、名称が表示されます。修正することはできません。
回収計画とのマッチングを行っていない場合は、請求先を指定します。
- 領収金額
回収計画とのマッチングを行った場合は、[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面での"領収書発行対象金額"を集計した金額が表示されます。
回収計画とのマッチングを行っていない場合は、分割前の領収金額を合計を入力します。マイナス金額は入力できません。
- 課税区分
「課税区分」の税率を元に領収書に表示される消費税額の計算が行われます。
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面の"課税区分"で指定した場合は、その内容が表示されます。
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]画面で指定していない場合は、[コモンマスタ]の[課税区分登録]で登録されている仕入関連以外の課税区分の中から選択することができます。
- 消費税額
「領収金額」と"課税区分"の税率に従い、内税計算が行われます。手入力で修正可能ですが、領収金額を上回る金額を入力することはできません。
- 税抜金額
税抜金額(=領収金額-消費税額)が表示されます。修正はできません。
- 印紙税対象金額
"通貨"が外貨の場合は「収金額;×換算レート」の結果が表示されます。手入力での修正も可能です。「基準通貨」の場合は表示されません。
- 分割対象
自動分割処理の対象にするデータのチェックボックスをONにします。"分割実行"ボタンをクリックすると自動分割処理が開始されます。ただし、「作成対象」チェックボックスがONのデータのみチェックすることができます。「分割実行済」チェックボックスがONのデータはチェックできません。
- 分割実行済
分割処理を行った回収計画データのチェックボックスがONになります。修正はできません。
- 期日(新規の場合のみ表示)
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]で「期日別集計」を選択して集計した場合のみ表示されます。修正することはできません。
- 集計条件1、2、3コード、名称(新規の場合のみ表示)
[受取手形領収書データ作成(集計条件指定)]で集計条件1、2、3を選択した場合、集計条件1に指定したマスタのコード、名称が表示されます。修正することはできません。集計条件として指定した場合のみ表示されます。
- 更新オペレータコード、名称
更新オペレータコード、名称が表示されます。修正はできません。
[ボタン]
- 作成対象
作成対象の「一括設定」、「一括解除」を行います。
- 分割対象
分割対象の「一括設定」、「一括解除」を行います。
- 分割実行
クリックすると[分割指定]画面が表示されます。"最大分割枚数"には、[領収書印紙税額設定]で設定した最大分割枚数が初期表示されますが、「1」〜「5」までの数字を選択することもできます。"分割後最小金額"では、[領収書印紙税額設定]で設定した分割後最小金額が初期表示されますが、修正することも可能です。
各項目の設定−[分割後状態]タブ
スプレッド部
- 作成済
[分割前状態]タブの「作成済」項目の内容が表示されます。修正はできません。
- 分割前行番号
[分割前状態]タブのスプレッド行番号が表示されます。修正はできません。
- 領収計上日
[通貨]が「基準通貨」の場合のみ[分割前状態]タブで入力した領収書の計上日が表示されます。修正はできません。
- 内部No.
- 接頭番号、採番番号
- 領収書No.
領収書No.を入力します。採番区分により入力方法が異なります。採番区分の詳細は下記を参照してください。
採番区分が「手入力」の場合は入力必須になります。「×」は項目自体が表示されません。
- 請求先コード/取引先グループコード、名称
[受取手形領収書データ作成(回収計画指定)]での選択によって、請求先または取引先グループコード、名称が表示されます。修正することはできません。
- 領収金額
「分割実行」前は「分割前タブ」の「領収金額」が初期表示されますが、変更することもできます。「分割実行」後は「印紙税対象金額」を「換算レート」で逆換算した結果が表示されます。変更することも可能ですが、「分割後領収金額合計」が「分割前状態」の「領収金額」と一致するように保存時にチェックが行われます。また、消費税額より小さい金額やマイナス入力はできませんのでご注意ください。
- 課税区分
課税区分が表示されます。修正することはできません。分割最終行にのみ表示されます。
- 消費税額
分割最終行に「分割前タブ」で設定した「消費税額」が表示されます。
- 税抜金額
税抜金額(=領収金額-消費税額)が表示されます。
- 印紙税対象金額
「分割実行」 前は「分割前タブ」の「印紙税対象金額」が表示されます。修正することも可能です。「分割実行」後は「分割前タブ」の「印紙税対象金額」を分割した結果が表示されます。「通貨」が「外貨」の場合のみ表示され、手入力で修正することも可能ですが、修正後の「領収金額」は変わりません。
- 印紙税額
「印紙税対象金額」に対する印紙税額が表示されます。修正することはできません。
- フレックスマスタ1〜3コード、名称
必要に応じてフレックスマスタを指定できます。
その他
- 分割前行番号
分割前状態データの行番号が表示されます。修正することはできません。
- 領収金額合計(A)
分割前状態データの領収合計金額が表示されます。修正することはできません。
- 現在入力合計額(B)
分割後状態における領収金額の合計額が表示されます。修正することはできません。
- 差額(=A-B)
"領収金額合計額(A)"−"現在入力合計額(B)"が計算され表示されます。修正することはできません。なお、全ての手形作成データについて差額が0でなければ保存することはできません。
[ボタン]