クラス設定
クラス設定では、各サブシステム、モジュールのメニュー単位での使用権限を設定したり、販売管理サブシステムや購買管理サブシステムでのリリース権限、金額上限、処理メニュー単位の使用権限を「クラス」として登録します。ここで設定したクラスを[社員設定]において各オペレータに割り当てます。
→「クラスについて」へ
画面遷移
[サーバアプリケーションズ]
↓
[システムカストディアン]
↓
[基本設定]
↓
[クラス設定]
↓
[クラス設定]画面−[クラス]、[セキュリティ]タブ
各項目の設定−[クラス]タブ
- クラスの選択(または新規登録)
登録済みのクラスが一覧表示されます。設定を行うクラスを選択してください。選択したクラスの情報が詳細タブに表示されます。
新規でクラスを登録する場合には"新規"ボタンをクリックしてください。
- コード、名称
クラスのコードと名称が表示されます。
- 詳細情報の入力
- コード
クラスのコードを入力します。半角英数字20桁まで入力可能です。
- 活動
- 有効期限
- 名称1、2
- 受注リリース権限
該当するクラスのオペレータが[受注管理モジュール]の[受注GATE]でリリースすることができる権限を選択します。
「金額チェック」、「数量チェック」、「必須チェック」、「輸出管理」、「売掛金滞留」、「枠チェック」、「与信チェック」のうち、[ロジスティックパラメータ設定]における"受注チェック条件"で「ON」になっているチェック内容のみ選択することができます。
権限が付与されていないチェック項目については、[受注GATE]画面でもチェック項目として表示されません。
- 受注単価変更可能レベル
[ロジスティックマスタ]の[単価登録]で取引先ごと、品目ごと、通貨ごとに登録されている販売単価の"限度単価"のどのレベルで権限を付与するかを「A」〜「C」の中から選択します。「A」が[単価登録]の"限度単価1"、「B」が"限度単価2"、「C」が"限度単価3"の設定に対応しており、「A」が一番限度単価が低く(値引幅を大きくとれる)、「C」が一番限度単価が高くなる(値引幅が少ない)ように登録されています。
- 1伝票受注金額上限
[受注管理モジュール]において1伝票で計上できる金額の上限を入力します。[ロジスティックパラメータ設定]における"受注チェック条件"の「金額チェック」が「ON」の場合のみ設定することができます。
この金額を超えた受注伝票は、[受注GATE]画面で「金額チェック」エラーとなります。
- 与信限度レベル
[コモンマスタモジュール]の[与信限度額登録]で取引先ごと、通貨ごと、レベルごとに登録されている"与信限度額"のどのレベルで権限を付与するかを「A」〜「D」の中から選択します。「A」が一番限度額が高く、「D」が一番限度額が低くなるように登録されています。[ロジスティックパラメータ設定]における"受注チェック条件"の「与信チェック」が「ON」の場合のみ設定することができます。
与信限度額が設定されている取引先との取引の累計が、ここで設定するレベルの与信限度額を超えた時点で、それ以降はすべての受注伝票は[受注GATE]画面で「金額チェック」エラーとなります。
- 発注リリース権限
該当するクラスのオペレータが[発注管理モジュール]の[発注GATE]でリリースすることができる権限を選択します。
「金額チェック」、「数量チェック」、「必須チェック」、「枠チェック」のうち、[ロジスティックパラメータ設定]における"発注条件"で「ON」になっているチェック内容のみ選択することができます。
権限が付与されていないチェック項目については、[発注GATE]画面でもチェック項目として表示されません。
- 発注単価変更可能レベル
[ロジスティックマスタ]の[単価登録]で取引先ごと、品目ごと、通貨ごとに登録されている購買単価の"限度単価"のどのレベルで権限を付与するかを「A」〜「C」の中から選択します。「A」が[単価登録]の"限度単価1"、「B」が"限度単価2"、「C」が"限度単価3"の設定に対応しており、「C」が一番限度単価が低く(契約単価よりあまり高い単価では購買できない)、「A」が一番限度単価が高くなる(契約単価より高い単価でも購買可能となる)ように登録されています。
- 1伝票発注金額上限
[発注管理モジュール]において1伝票で計上できる金額の上限を入力します。[ロジスティックパラメータ設定]における"発注条件"の「金額チェック」が「ON」の場合のみ設定することができます。
この金額を超えた発注伝票は、[発注GATE]画面で「金額チェック」エラーとなります。
- 値引限度率
受注入力の際にここで指定する値引率を超えて値引をした場合、メッセージを表示して、伝票を保存できなくします。[値引/値増]画面で"値引額"に直接値引額を入力して値引をした場合でも、合計金額に対する値引額の値引率が計算され、比較されます。
- 値増限度率
受注入力の際にここで指定する値増率を超えて値引をした場合、メッセージを表示して、伝票を保存できなくします。[値引/値増]画面で"値増額"に直接値増額を入力して値増をした場合でも、合計金額に対する値増額の値増率が計算され、比較されます。
- 金額非表示
出荷や入荷において、金額情報を画面上や帳表上に表示させるか否かを選択します。チェックボックスをONにすると金額情報は表示されなくなります。
- 複写
各項目の設定−[セキュリティ]タブ
- 権限設定対象の選択
権限を設定するサブシステム、モジュール、ファンクションを選択します。
- サブシステム
権限を設定するサブシステムを選択します。
- モジュール
権限を設定するモジュールを選択します。
- ファンクション
権限を設定するファンクションを選択します。
- セキュリティ情報の入力
サブシステム、モジュール、ファンクションを選択すると、選択したファンクションのメニューの一覧が表示されます。使用権限を付与するメニューを選択します。
- メニュー
選択したファンクションに属するメニューが一覧表示されます。
- 使用
使用を許可するメニューのチェックボックスをONにしてください。初期表示ではすべてのメニューのチェックボックスがONになっています。
ボタンの機能
注意事項
各オペレータに対して権限を細かく分けすぎると、実際の運用ではかえって使いにくくなる恐れがあります。オペレータが2、3名の場合は、例えば経理担当者にスーパーユーザとしてすべての権限を与え、営業担当者や資材担当者と区別するといった分かり易い設定をしたほうがスムーズな運用が行えます。