債券取引入力−メインタブ
債券の取得、売却等の取引に関する入力を行います。なお、[債券銘柄登録]画面において"取引入力"ボタンを押した場合にもこの画面が起動し、選択した債券の取引を入力することが可能です。
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画面遷移
[有価証券管理モジュール]
↓
[エントリ]
↓
[債券取引入力]
↓
[債券取引入力]画面−メインタブ
[債券取引入力]画面−金額設定タブ
各項目の設定
[主要項目]部
- 約定日
約定日を入力します。
- 受渡日
有価証券取引の受渡日を入力します。初期状態は約定日と同じ日付になります。変更することも可能ですが、"約定日"より前の日付にすることはできません。
また、"約定日"を変更した場合には受渡日もその変更した日付に自動変更されます。
- 取引計上日
有価証券取引の取引計上日を入力します。初期状態は約定日と同じ日付になります。変更することも可能ですが、"約定日"より前の日付にすることはできません。
- 内部No.
- 約定No.
約定No.を入力します。形式は[伝票採番設定]において設定した採番区分に従います。
- 取引区分
取引区分を選択します。[有価証券取引区分登録]で"取引パターン区分"を「債券」に設定した取引区分のみ選択可能です。
なお、[債券銘柄登録]画面から"取引入力"ボタンを使用して取引入力を行っている場合、取引事由を「ワラント」、「転換」とした取引区分を選択することはできません。
- 債券銘柄
債券銘柄を入力します。取引区分を「ワラント売却」とした場合、転換/新株引受権(ワラント)の設定を「ワラント(分離型)」とした債券銘柄のみ入力可能です。
- 取引先
取引先を入力します。
- 金融機関
金融機関を設定します。[債券銘柄登録]で設定した金融機関が初期表示されます。[金融機関登録]で登録した金融機関の中から選択可能です。
- 口座
口座を設定します。[債券銘柄登録]で設定した口座が初期表示されます。[口座登録]で登録した口座のうち「自社用口座」とした口座の中から選択が可能です。
"金融機関"で指定した金融機関に対応する口座のみ入力可能です。"金融機関"を指定せずに"口座"を入力する場合は、全ての「自社用口座」を入力可能とし、指定した"口座"に対応する"金融機関"を表示させます。
- 債券管理部門
部門を入力します。計上部門のみ選択可能です。倉庫/工程は選択できません。
- 支払計上依頼内部No.、支払計上依頼No.(入金計上依頼内部No.、入金計上依頼No.)
"取引区分"の選択によって、表示項目が異なります。
- "取引区分"が「新発取得」、「既発取得」の場合
"支払計上依頼内部No."、"支払計上依頼No."を表示します。
- "取引区分"が「売却/換金」、「ワラント売却」、「償還」の場合
"入金計上依頼内部No."、"入金計上依頼No."を表示します。
- "取引区分"が「その他(増加)」、「その他(減少)」、「担保/抵当」、「担保/抵当解除」の場合
項目自体を非表示とします。
- 自動仕訳対象
自動仕訳対象のデータの場合は、チェックボックスをONにします。
- レイヤー
レイヤーを選択します。"取引区分"が「その他(増加)」、「その他(減少)」の場合は表示されません。
- 会計内部No.、会計伝票No.
レイヤーごとの会計内部No.、会計伝票No.を入力します。"取引区分"が「その他(増加)」、「その他(減少)」の場合は表示されません。
- 証憑番号
- ファイル名
[サブ項目]部
- 明細摘要
- プロジェクトコード1、2
- 会計分析コード1、2
- フレックスマスタ1〜5
- フレックス日付1、2
- 付箋紙
[ボタン]
[債券銘柄登録]画面から"取引入力"ボタンを使用して取引入力を行っている場合は、「複写」、「パターン読込」、「パターン登録」、「クリア」、「削除」ボタンが淡色表示となり使用できません。
債券取引入力における自動仕訳処理について
- [メイン]タブにおいて"自動仕訳"チェックボックスをONにした場合、債券取引データを保存すると[振替伝票]画面が起動し、債券取引の自動仕訳が行われます。
起動した[振替伝票]画面には、日付、部門、取引先、科目、入力金額、基準金額等が表示されます。表示される内容は、[債券取引入力]画面で入力した内容に基づきます。
- 仕訳処理は[有価証券区分登録]の期末評価で設定したレイヤーごとに行うことになります。ただし、[有価証券区分登録]の期末評価スプレッドで"活動"チェックボックスをOFFとしたレイヤー、"自動仕訳"チェックボックスをOFFとしたレイヤーについては自動仕訳が行われません。(全てのレイヤーの"活動"チェックボックスおよび"自動仕訳"チェックボックスをOFFとした場合には、[債券取引入力]の[メイン]タブで"自動仕訳"チェックボックスをOFFとした場合と同様の処理が行われます。)
- どのレイヤーであっても共通の仕訳が行われる場合("取引区分"が「新発取得」、「既発取得」等の場合)については、データレベルを1として仕訳処理が行われ、レイヤーごとの仕訳処理は行われません。
- レイヤーごとに仕訳処理を行う場合("取引区分"が「売却/換金」等の場合)には、「レイヤー1」→「レイヤー2」→「レイヤー3」…のように[振替伝票]画面が起動します。(保存を行うたびに次のレイヤーの仕訳処理へ移行します。)
※取引区分と自動仕訳の可否
取引区分
|
自動仕訳
|
レイヤー別自動仕訳
|
新発取得
|
○
|
×
|
既発取得
|
○
|
×
|
売却/換金
|
○
|
○
|
ワラント売却
|
○
|
×
|
償還
|
○
|
○
|
その他(増加)
|
×
|
対象外
|
その他(減少)
|
×
|
対象外
|